ランニング中の意識
こんにちは、トレーナーの飯泉賢です。
昨日は所用で皇居に行きましたが、
マラソン愛好家に取って、皇居と言えば皇居ランナーでしょう。
市民ランナーの聖地とも言われているところです。
晴天でしたので午前10時頃ではかなり気温も上がっておりましたが、たくさんのランナーが必死に汗を拭いながら走っていました。
その側で、しばし20分間ぐらい眺めていました。
職業柄ついついランニングフォームを観察してしまいますが、今回とても勉強になりました。
▲大手門をバックに走るランナーを見る人
かなり怪しい格好ですが仕方ないのです←力説
暑いから帽子は必須
日差しも眩しいのでサングラスも必須
皇居入るにはマスク必須
だからこうなるんです!←力説
約50人の走る姿を
約50人の走る姿を真横から観察しました。
目の前の歩道を横切るので、大手門前からはとても良く見えました。
ゆっくり走る人
速く走る人
歩く人
それぞれでした。
▲道路反対側からの視界
この道路を渡った歩道をランナーが走っています。
僕が到着した8:40頃よりも、10:00頃の方がランナーの数は多かったですね。
15〜20秒間は途切れることが無いくらいです。
この炎天下で水分補給はどうしてるのか?
マスクしていた方も、そのマスクを外して手に持って走っていました。
ちょっと心配になりました。
僕はこの環境なら遠慮したいです。
早朝か夕方の地元など田舎を走りたいです。
多い傾向
そのランニングフォームを見て僕が感じたのは、
・出っ尻
・腰が落ちている
・膝が曲がり過ぎ
・猫背
と言うことです。
さらに付け加えるとするならば、
ほとんどのランナーが、
・上半身が上手く使えていない
ので
・脚に頼った走り方
になっている。
でした。
あくまでも僕の個人的な見方です。
(プライバシーがあるので写真は一切撮影しておりません。)
あまり良くないフォームと言えます。
それは何故か?を端的に言えば以下の通りです。
・疲れやすく非効率な走り方
と言えます。
ちょうど2020/5/31に撮影した僕の動画ラインナップから
スクショを撮りましたので参考にしてみて下さい。
この動画はビブラムファイブフィンガーズ購入のお客様向けに
使い方の説明(フォアフット着地)を解説する動画ですが、
ありがちな悪い例も見せております。
今回の皇居ランナーの多くはこんな感じの走り方でした。
とても微妙な差ですが、いかがでしょうか?
▲腰が落ちて後傾している
このフォームですと、重力がお尻方向に向いており脚に負担がかかるのです。
伸張反射も上手く使えません。
▲腰がしっかり脚の上に乗り後傾になっていない
接地した足裏からの反発力を上半身に上手く伝えられている。
それによって重力は前への推進力となって活かされる。
これは、全くスピードが乗っていない2〜3歩走った時の瞬間です。
マラソンはフォームが9割
僕は「マラソンはフォームが9割」だと考えています。
一方、一般的にマラソンにおいて意識されるのは、
タイム(スピード)や距離数でしょう。
その方が数値化されて客観的に評価しやすいですから。
でもその数字は僕に取っては1割です。
それはあくまでも走った結果であって、走りそのものでは無いのです。
だから、圧倒的にフォームの方が大切なので日々研究を続けています。
我がプライベートサロンでは陸上競技の選手や市民ランナーが多いので
これらの研究内容をお伝えしてフォーム改善を行っております。
それによって怪我の予防につながっております。
このランニングフォームがどのように身体に作用するのか?
では、どうしたら練習したら良いのか?
明日以降もう少し詳細を書きたいと思います。
▲素晴らしい皇居でした
最後までお読み頂きありがとうございました。
本日も、飯泉賢オフィシャルサイト 人生を楽しもう!をお読みくださいましてありがとうございました。
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