あなたの筋肉は硬い?柔らかい?コンディショニングのすすめ

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筋肉は硬い方がいいか?

こんにちは、飯泉賢です。

今日は右肩の僧帽筋の首に近い辺りが筋肉痛です。昨日の木登りトレーニングの結果かもしれません。

鎮静化させるために、メンタームQを施しています。

▲メンQ、痛みに良く効きます

さてその筋肉ですが、スポーツする上で、硬い方が良い筋肉でしょうか?それとも柔らかい方が良い筋肉でしょうか?

答えはズバリ、柔らかい筋肉

筋肉は大きく太く硬い方がいいと思っている人が多い。

より良いスポーツパフォーマンスを発揮するためには、決してそうではない。

ムキムキにパンプアップするのも、見た目を競うのであればそれも良い。

しかし、速く走ったり、遠くへ投げたり、軽快に動くためには、太く育った筋肉は重りでしかない。

かと言っても、筋肉が無かったらそもそも動けないので、筋肉は必要だ。

しかし、大き過ぎるのが問題だ。

なぜかと言うと、トレーニングによって筋肉は太く鍛えられるが、腱や関節部分は比例して鍛えられない。

鍛えられない箇所はウィークポイントになる、

つまり筋肉と骨のバランスが崩れる。

これが事項の②につながる。

筋肉が硬いデメリット

筋肉が硬い人のデメリットは下記の3つのようなことが挙げられる。

①運動が制限される

 動きが制限される

 可動域が小さくなるので運動パフォーマンスは下がる

②怪我をしやすい

 まず足などが攣り易い。

 ふくらはぎやハムストリングが多いが、頻繁に攣る人は筋肉が硬い傾向がある。

 柔らかい人でも攣る人がいるが、それはまた別の要因で攣る。

 怖いのは、肉離れやアキレス腱断裂などの重傷。

③疲れが取れにくい

 筋肉が硬いことで血流やリンパの流れが悪くなると疲労物質が

 排出されにくくなる。マッサージはそのような状態を外からの圧でもって

 促している。本来なら自分の身体の自然治癒力で疲労を取り除くのが望ましい。

 マッサージはあくまでも補完的なもの。

 余談だが、筋肉の柔らかい人はやる側としたらマッサージしやすいし、

 受手側としたらマッサージの効果が発揮され易い。

筋肉が硬くなる人はこのような人

筋肉が硬くなる人は下記に挙げるような人である。

①筋トレばかりしている

無酸素運動と有酸素運動はバランス良く

②練習後まったくケアしない

クーリングダウンは必要最低限

③緩めることを知らない

筋肉を使ったら使いっ放しの状態

使ったら元どおりに戻さなければならない

どれも関連性高いのだが、要は最低限スタティックストレッチなどは行い筋肉を緩める時間が大切なのだ。

さらに言うと、スタティックストレッチだけでは足りないのです。

筋肉の柔らかい人

では筋肉の柔らかい人とは?について解説しよう。

筋肉が柔らかい人はこのような感触がある。

見た目では、ふっくらと丸みを帯びて盛り上がっている。

筋腹が隆起しているが、パーンと張りつめた感じではない。

パンがふっくらと焼き上がった盛り上がり感だ。

触った感じでは、プニュ〜と指が深く入って行き、筋肉をつかみ取れる感じがする。

つきたてのお餅のように柔らかい。

最初多少の張りが在ったとしても、もみほぐす過程ですぐに柔らかくなる。

その反応と変化が速い。

逆に硬い筋肉の人は、もみほぐしてもなかなか柔らかくはならない。

その差は歴然だ。

アロママッサージ6年の経験で分かって来た。

▲現役時代のイチロー選手

ふくらはぎの筋肉の盛り上がり凄いが、反面とても柔らかそうである。

ではどうしたら柔らかい筋肉になるのか?

大切な3つのポイントを紹介しよう。

①セルフケアで筋肉を緩めること

 筋トレやスポーツ競技そのものは、筋肉を収縮させて行う。

 ベンチプレスも、スクワットも、ボールを蹴るのも、自転車を漕ぐのも、ラケットを振るのも、

 すべて特定の筋肉が収縮することでその運動が成立している。

 収縮、収縮、収縮、収縮、、、、、、の繰り返しだ。

 意図することで(脳からの指令で)筋肉は収縮し易いのだが、

 一方では緩めることは難しい。かなり意図して緩めようとしないと

 緩まない。これを弛緩と言う。

 これを体現出来るのが、実はヨガである。

 屍のポーズ(シャバアーサナ)がその最たるもので、実は難しいアーサナのひとつと言われている。

 緩めることがいかに難しいのか?ここでも分かる。

 それともうひとつは、セルフマッサージによるコンディショニング。

 筋肉を自分で緩める方法だ。筋肉を元の状態にリセットするテクニック。

 縮みっぱなしの筋肉はを緩めてあげることで、次また大きく縮むことが可能になる。

 小さい範囲で縮むのではなく、大きく縮むことが大切。

 イメージし易いのが野球選手の投球フォームだ。

 小さなフォームより、ダイナミックなフォームで筋肉が大きく縮むことで、

 速く遠くに投げられている。

 そのためには、一旦筋肉は弛緩していなければならない。

 

 自分で筋肉のケアが出来るようになる、これは慣れれば難しいことではない。

 自分の身体は自分が良く分かるはずなのだから、訓練すれば出来るようになる。

▲ゆるめる力、骨ストレッチ

このストレッチ方はかなり効果あるので、毎日継続している。

スタティックストレッチにプラスして行うと効果的。

②水分を多めに摂ること

 筋肉には多くの水分量が必要だ。

 足が攣り易いのも水分が足りないことが一因。

 これからの季節ウォーキングやジョギングする人は、15分間以内に最低1口は飲む習慣をつけて

 運動して欲しい。晴天の日ほとんどのランナーが手ぶらで走っている。

 これは大変気持ちがいいものだが、一方ではとても危険なこと。

 毎日2リットルの水を飲め!と言われるとハードルが高くなるが、

 一口づつ飲む習慣だったら難しくないだろう。

③定期的にスエディッシュマッサージを受ける

 筋肉を緩める技術でセルフケアをしても、そのケアはどうしても充分に行き渡らない。

 セルフケアの範囲には限界がある。それはトレーナーやセラピストなどの手を借りるしかない。

 僕が提供しているサービスは、このスエディッシュマッサージがベースとなったもの。

 アロマオイルを利用して、筋肉と軟部組織をくまなくトリートメントするよう手技している。

 興味のある方は、一度体験してもらいたい。

 疲労物質の排出を促すため疲れが取れる、次の運動やスポーツがしやすい身体になる。

 これがいわゆるコンディショニングのひとつ。

 週5〜6日で、1日あたり1時間以上の運動習慣がある方は、

 運動強度にもよるが最低2週間に1回の頻度で受けた方が良い。

▲当サロン風景

スタティックストレッチや骨ストレッチではカバー出来ない部位、そこがウィークポイントになるので、そう言う箇所をトリートメントしている。

いかがでしょうか?

あなたの筋肉は硬い?

それとも柔らかい?

身体と言うものは実に正直で、ケアしたかしていないか?でコンディションは大きく変わる。

柔らかい方は、さらにケアを入念に行いその状態をキープして欲しい。

硬い方は、筋肉の収縮運動より弛緩することに専念して欲しい。

筋肉は硬いより柔らかい方が良いので、

是非、3つのポイントを今日からでも実践して欲しい。

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本日も、飯泉賢オフィシャルサイト 人生を楽しもう!をお読みくださいましてありがとうございました。

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