前回からの続きです。
今日は、そのストレスについてです。
最初に述べておきますが、ストレスは100%悪者ではありません。
ストレスは必要なのです。それを前提にお読みください。
(ストレスとは元々は物理や工学の分野で使われる用語。
ある物体に外から力が加わった時に、その物体に
ひずみが生じることを指す。)
ストレッサーとストレス
・ストレッサー
外部から人体に対して刺激となるものをストレッサーと言う。
例えば、身体に対する外傷(ケガややけどなど)や気温の変化や騒音などの
物理的なもの。
他に精神的なものとして、怒り・悲しみ・不安などがあげられる。
・ストレス
上記のストレッサーを受けて、心身にひずみやゆがみが発生する。
・ストレス反応
ストレッサーによって発生する心身のひずみへの適応がストレス反応と言う。
汎適応症候群
①警告反応期
前半はショック相と言い、ストレスにまだ適応していない人体がショックを受けた状態。
身体はショックを受け血圧と血糖値が下がり、筋肉と神経の働きが抑えられてしまう。
後半を反ショック相と言人体は、生きる力が低下した状態から脱却しようと反応し始める時期。
交感神経が優位になり副腎皮質が肥大し
体温、血圧、血糖値が上昇する。
②抵抗期(適応期)
生きる力が高まり元気の良い状態になる。だが、長くは続かない。
③疲労期
この時期は、胸腺やリンパ節が萎縮し、副腎皮質の働きが低下し、体重が減少する。
エネルギーを消耗しつくすと病気になり、最後は死に至る。
ストレッサーは無数にある。
職場での人間関係、仕事上での不満、子育ての悩み、通勤ラッシュ、暑さ寒さ等。
これらに対する反応は時間の経過と共に上記に示した3つの適応反応となって表れる。
疲労期で極限に悪化する前に、自然治癒力が下がり切る前に、
早め早めにお好きな事でストレス解消をしたいものですね!
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こんなところを走るのも気持ちいい!
以上、ハンス・セリエ教授が唱えたストレス学説より。
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本日も、飯泉賢オフィシャルサイト 人生を楽しもう!をお読みくださいましてありがとうございました。
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