ランナーがやってはいけない筋トレ

筋トレブーム

こんにちは、トレーナーの飯泉賢です。

最近はとてつもなく筋トレブームです。

ここ10年でかなり変わりましたね。

一般的には筋肉は無いよりはあった方がいいのはいいのですが、スポーツする上で無駄な筋肉もあるのです。

マラソンランナー、トレイルランナーのみなさんは、ご存知でしたか?

ランナーの皆さんが、

やってはいけない筋トレがあることを。

筋トレそのものを否定している訳ではありません。そもそもヨガも筋トレ要素十分にありますので。。。

▲毎朝、2時間〜3時間ヨガしてます。

必要な箇所に必要な筋肉が有れば良い。

と考えているだけです。

やってはいけない筋トレ

ランナーがやってはいけない筋トレ!

結論から言いましょう。

それは、腹筋運動です。

それは何故か?

ランニングとは四肢の連動

ランニングでは、足を使いますよね?

当たり前です。

そして、腕も使いますよね?

もし腕を身体にグルグル巻きに縛り付けて走ったら、走りにくいですよね?

四肢とは、この両腕と両足のことです。

手足四本を上手くバランス良く使って走るから、ランニングなのです。

つまり、着地した足と上半身の腕がタイミング良く動く時、下半身と上半身は捻れているのです。

腰の部分で捻れます。

両肩も前後するのが分かると思います。

これが、四肢の連動。

常に捻りながら動いています。

腹筋が邪魔します

四肢が連動しようとしているのに、

分厚い腹筋がお腹の前にあったら、その連動の動きを邪魔します。

動きを阻害します。

腹筋は、しなやかに捻れるのが良いのです。

固いより伸びた方がいい。

体幹を鍛える?ために腹筋をしているのでしょうか?

腹筋運動してシックスパックを目指しているのでしょうか?

「野生のチーターが腹筋運動しますか?」

とイチロー選手が言ったのは有名な話。

彼らが獲物を追うこと(走ること)は、

生命がかかってるから、より良く身体が動く術を知っている。逆も真なり。

人間はたまたま進化して二足歩行になりましたが、元々は四足歩行の動物です。

さて、話を戻しましょう。

固くなった腹筋で走るランニングフォームは、胴体に鉄板を入れたような走り方になります。

上半身が動かないから、脚だけで走っている。

これでは、リズムが生まれません。

ランナーの皆さんは、今すぐ辞めてください。

身体が固くなって、脚に負荷がかかります。

膝や股関節、足首などに負荷が強くなると痛みを発症しやすくなります。

試しに腹筋運動50回ぐらいやってから、

ランニングしてみて下さい。

・身体がとても重く感じる

・前に進みにくい

などと感じると思います。

体幹は固めるよりも、しなやかに!です。

ランニングフォーム改善レッスンやってます。今日のある方はHPお知らせをご覧下さい。


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