ランニングでケガしないためには 当たり前ですがフォームが大切です

こんにちは、スポーツアロマトレーナーの飯泉です。

朝、ランニングロードを走っていますと

多くのランナーとすれ違います。

その、走っている姿をみて僕が良く感じることです。

それは、ランニングフォームについてです。

今日見かけたケース2つでは、

①シューズのソールを地面に叩きつけるように、

パタパタと大きな音を立てて走っている男性。

なぜそのような音がするのか?と不思議に思う位大きな音でした。

本人の表情は、「はーはー」と呼吸も荒く辛そうな顔でした。

②膝が大きく曲がり、お尻が後方に沈み落ちているフォームの女性。

手を大きく前後に一生懸命に振っているのですが、思うように

前に進んでいない様子。こちらも険しい表情をされていました。

この2つのケースを解説してみます。

①ソールの音が大きく激しい原因として考えられるのは

着地の衝撃が大きいこと 強く地面を踏んでいること

上から下への力が大きいことで、足首から膝への負担が大きいと想定されます。

捻挫、疲労骨折、ランナー膝などの傷害のリスクを高めてしまっています。

音が小さくなるような着地の仕方を試す必要があると言えます。

②膝が大きく曲がりお尻が下がる

走ると言う行為は、自分の体を移動させると言う物理運動です。

体重50キロ60キロあるいはそれ以上の体重を前に運ぶ運動です。

いかに効率良く体重移動出来るか?

が最も重要視するポイントです。

お尻が後方に下がると言うことは、

重いおもりをお尻から下げていることと同じこと。

腕の力を振り絞っても、重いものは重い。

それでは快適に走れませんよね。

確かに筋肉量が多いお尻と太ももは重いです。

ですので重いものは身体の中心から前方にあった方が良いのです。

そして膝を曲げると言うことは、上下動が大きくなります。

重いものが上下動すると、辛いですよね?

ランニングは前に進めば良いので、

上下動は無駄な動きです。

だんだん見えて来ましたか?

骨盤は少し前傾させて、

膝はしっかり伸ばして、

地面の反発を上手く前方に活かして、

前へ前へ。

そうすれば、険しい顔も少しはにこやかに走れるかな??

このフォーム改善により、

膝や股関節の痛み、腰痛などが回避出来れば幸いです。

フォームを良くすると言うことは、

身体に無理な負担をかけずに走れると言うことになるのです。

突発的な外傷は別として、無理な負担が痛みや怪我の原因であることは、ほぼ間違いないです。

と言う僕も今朝のランニングでは以下の点が良かったです。

・裸足でのランニングも一皮むけた感じ

数年前は1〜2キロでもやっと走れる程度でしたが、

今朝は7キロまでは軽快に走れました。

荒れたコンクリート面でも普通にペースを落とさず

走れました。

・体幹が強くなると走りやすい

これは、ヨガによるトレーニング効果が大きいです。

地面からの反発が脊柱を通してうまく頭の上まで抜けて行きます。

ただ、7キロ過ぎてその伸張反射の力が少しダウンしてダレて来ました。

これは、距離を重ねるしかないですね。

市民ランナーレベルでしたら、

このようにフォームを常に意識して走り、

トライ&エラーを繰り返し実践して、

その結果、快適に笑顔で走れる楽しさを、

味わってもらえればと、僕は思っています。

スポーツアロママッサージのお客様にも、

ランニングフォームのチェックを行っております。

気になる方は、ご予約の際にお伝えください。


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