ランニング始める時にランニングシューズを買ってはいけない
ランニングを始める
こんにちは、スポーツアロマトレーナーの飯泉です。
ダイエットのためにジョギングを始めよう!
マラソン大会に出るために!
体力弱ったので、体力強化のために!
好きなスポーツのために!
いろんな目的があり、シューズを選ぶと思います。
色やデザインだったり、最新技術の流行を追ってみたり。
選び方は人それぞれです。
今回は、そのような初心者の方に向けて楽しく走ってもらいため
ランニングシューズを買うタイミングについてご紹介したいと思います。
後から買っても全く問題ない
シューズが無いと走れない!
いや、そんなことありません。
後から買っても全く問題ないです。
ランニングシューズは、
自分に合ったものを選ぶことが、
とても重要です。
何度も何度も買い換えるランナーもいるほどです。
予算が沢山あればそれも良いとは思いますが、初めて取り組む方はそうもいかないと思います。
極めて異例のご提案、
健康のために始めるランニングで、
不健康になってもらいたくないので、
よろしくお願いします。
シューズを買う前に裸足でのランニングをまずは経験してみて下さい。
①まず、芝生が綺麗な公園などで裸足になる。ゆっくりと歩いてみる。
その際、猫背になっていないか姿勢に注意。
②ゆっくりとジョギングしてみる。
ゆっくりゆっくり。
足裏の感覚を感じながらゆっくり。
また歩いてみる。
③上記②のジョギングを1km以内程度にし、それを3〜4日/週続けてみる。
④少しスピードを上げてみる
⑤距離を2km以内に伸ばしてみる
これを繰り返し繰り返し実践してみる。
体力や慣れなどの個人差が大きいですが、
3ヶ月〜6ヶ月続けてみると裸足ランニングの感覚が習得出来ると思います。
ただし、身体に痛みが発生した場合にはランニングフォームに問題がある可能性大ですので、その時は裸足ランニングを中止してください。
⑥裸足ランニングが習得出来たと思ったら、シューズ選びに入る。
習得のレベルとは、
6分30秒〜7分/kmのペースで5kmぐらい走れるレベルです。
シューズ選びはここからがスタートです。
一般的な選び方では
まず、最も大切なことは
「自分の足で走る」と言うことです。
当たり前ですね。
言い方を変えれば、「自分の足の力をフル活用して走る」となります。
裸足ランニングで20km以上を完走出来るランナーは、筋肉の付き方が下肢全体バランス良く付いています。
商業柄、良く観察していますので分かります。
つまり、特定の部位に負荷が掛かっていないと言うこと。
負荷が分散されている。
一見、足に負担が大きいように見える裸足ランニングですが、それは逆です。
負担は分散されています。
上手く出来ています。
なので、まずは裸足で走れるようになってから、シューズを履いて距離やスピードを伸ばすようにトレーニングを重ねていく。
最大のポイントは、、、
自分の体格、走り方に合ったシューズを選ぼう!
です。
では、自分の走り方とは?
いやいや、これから始めるので
「走り方はこれから学びます」
と言う声が聞こえて来そうです。
一般的な選び方は、
・クッションの厚いもの
・クッションの柔かいもの
・足が痛くなさそうなもの
このようなモデルを選ぶと思います。
実際、初心者用のコーナーには、ソールの分厚いシューズが並んでいます。
上級者用になると、ソールが薄くなっています。
これって、何故でしょうね?
上級者になればスピードが上がりますので、ソールがもっと厚くならないと
いけないはずです。
※クッションとは、シューズのソール部分にある柔らかいゴム製などの
素材のこと
慣れない足を保護するために、出来るだけ足に優しいシューズを
選びがちです。
これが、痛みやケガのもとになることを知らずに。。。
クッションに頼ると言うことは、
踵着地をする前提だと言うこと。
踵で着地をすると踵が痛いので、
それを厚めのクッションでカバーしようと言う考えですね。
クッションがあっても、踵着地をしてしまうと
知らず知らずに踵にダメージが残ります。
膝にダメージが残ります。
股関節にもダメージが残ります。
他にもダメージが残ります。
▲最初に買ったシューズ
膝に違和感を感じていたのと、
フワフワ感があるので、
自分の足の力を上手く利用できなかった感覚があります。
ダメージを受けない程の、それ相応の筋力があれば回避できた
かもしれません。
走っていて、あまり楽しくなかった記憶があります。
何故最初にシューズを買ってはダメなのか?
初心者はクッション性の高いソールの厚みがあるシューズを選びがち。
それによって、
理想的ではないランニングフォームでも、それをカバーするようにシューズが吸収してしまいます。
理想的ではないフォームが定着してしまいます。
理想的ではないフォームで走っていると、最初の頃は良いですが、いづれ距離が伸びて来ると痛みや違和感が発生してくる事が多いです。
それでも我慢して走っていると怪我に発展します。
身体に優しい理想的なフォームは裸足ランで作られて行きます!
結論
自分に合ったシューズとは、
裸足ランニングをマスターして、
そのランニングフォームを崩さず走れるシューズ
となります。
裸足ランニングのフォームをそのまま継承して走れるシューズ。
▲裸足ランニング
反発性
直進性
踵の安定性
これらに違和感のないシューズ。
これを、たくさんのシューズを試着して選ぶべきです。
裸足ランニングをマスターしていれば、
自分の足にしっくりくるか?どうかは分かりますので。
足の動きを阻害しないシューズを選んで頂きたいものです。
自分の足に、しっくり来ています。
フィットしています。
裸足の状態に違和感の無いシューズです。
ビブラムファイブフィンガーズご参考までに。
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