ナイキ厚底シューズのカーボンはコレ 但し諸刃の剣 

こんにちは、スポーツアロマトレーナーの飯泉です。

僕は、7〜8.5mm程の5本指の薄底シューズを履いていますが、

世のトレンドは厚底シューズですね。

そのシューズについて語られている監督や評論家の意見と、

僕の考えも合わせて書いてみたいと思います。

箱根駅伝でピンクのシューズが

第96回箱根駅伝が終わりました。

青山学院大学の2年振り5回目の優勝。

総合優勝で終わりました。

そこで注目を浴びているのが、

ピンクの厚底ブーツ!

ナイキのシューズ

ズームXヴェイパーフライ ネクスト%

(30,250円税込)

青学の選手全員が履いてる。

青学以外の大学でも多くの選手が履いていました。

なんと、選手210人の約85%の選手が履いていたと言われている。

スポーツ紙各誌面

評論家と監督のコメントを見て欲しい。

金哲彦氏 スポーツニッポン

厚底でカーボンが入っているので、着地する際の衝撃が少ない。

カーボンがバネの働きをしてくれるので無理にキックをする必要がなく、疲労感も少ない。

青学 原監督

「走っているのは選手の脚と心臓です」

確かにそうだ!

東洋 酒井監督

「効果はあると思うが、そういう準備をしてきたことで走れている」

駒沢 大八木監督

「区間新記録が出ているのはシューズのせいかな」

明らかに、速く走れる効果がある

伺える。

実際に僕は履いた事が無いので、

実感は無いが金さんのコメントで簡単に想像は出来る。

谷口浩美氏の意見

サンスポ

「陸上は個々の鍛え方で競技するのが本筋」

「コツコツと更新されてきた記録が、靴だけで一気に塗り変わるのは寂しい」

確かに、その時代にはカーボン素材のプレート入りのシューズ

下りでのダメージ少ない

(毎日新聞)

クッションが、

「厚い分、一歩一歩のダメージが少ない。

多少なりともダメージが減ってくるだけで、下る人からしたら助かる。」

6区区間新記録 東海大学 館沢選手

ヴェイパーフライは諸刃の剣だ

記録ラッシュの高速駅伝大会となった今大会、どうやらシューズの影響は大きいと言える。

駅伝ではないが、

男子マラソン世界記録保持者

エリウド・キプチョゲ選手が昨年10月に、

2時間を切っている。

非公認ながらも結果は出ている。

技術革新の賜物と言えるだろう。

しかしながら、注意することもある。

(産経新聞)

注意することはどう言う事か?

「股関節に反発がダイレクトに来るので、鍛えないで履くと怪我をする。人によっては諸刃の剣」

準優勝 東海大学の選手談

体幹鍛えること

軸がぶれないような走り

履きこなす努力(トレーニング)必要

正確に着地すること

跳ね返りが激しい分、

ブレが大きくなって、

上にぴょこぴょこ跳ねるだけになってしまう

スポーツニッポン 金哲彦氏

その跳ね返りを生み出しているのはこのカーボン

スプーンのような形をしている

▲1/11サンスポより

実際に利用している選手や監督や評論家の意見をまとめると、

駅伝選手のように、

それ相応にトレーニングを積み重ねた実力のあるランナーでないと、履きこなせない。

シューズを履けば速く走れる、なら自分も!

と言うのは極めて短絡的だと、

僕自身ベアフットランをしているトレーナーとして断言します。

30,000円のコストは却って代償を払うことになりかねない。

まずは自分の脚で伸び伸びと気持ち良く走れることだ!

自分の脚とは

自分の脚とはこう言うことだ↓

ヒトの足の凄さは、

その人の動きに応じて優れた衝撃吸収

動きに応じて優れた衝撃吸収

としての役割を果たしつつ、

役割を果たしつつ、

高い反発力も与えてくれるところ

にあります。

一歩一歩足裏からの情報を瞬時に感知し、

その情報を脳に送り続けることによって

人間本来の自然な動作ができるのです。

(カタログより一部抜粋)

元々高機能であるはずの、自分の身体をしっかり使おう!

ランニングフォームを見直ししたいランナーに

オススメです!


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